こんにちは、ユーテルです。
2022年の一級建築士受験に向け、法令集の線引をしました。
今回の記事では、ユーテルが法令集の線引で準備した道具や工夫、実際の作業時間を書いています。
これから準備する方の参考になれば嬉しいです。
法令集の準備方法は2種類。時短派ならフリマ落札、自前派なら新規購入。
一級建築士受験には、法規という科目があり、建築基準法などが掲載された法令集を、テストに持ち込むことができます。
まずは、受験の準備として、法令集を準備します。
法令集は、S社やN社などを始め、各社が出版していますので入手します。
翌年の7月に受験される方は、受験の前の年の11月頃に法令集が発売されます。
法令集の入手方法は、2つあります。
1つ目はフリマで落札、2つ目は自分で購入する方法です。
実は、フリマには、線を引き終えた法令集を販売されている職人様もいるので、時短をしたい、お金を多少払っても良い、という価値感をお持ちの方は、検討してみて良いかもしれません。
ユーテルは自前派です。
書店で購入し、線引用マニュアル入手のための葉書を出版社に送り、線引をしました。
次は、線引をする際の道具と工夫についてです。
法令集の線引のための道具10個と線を早く引くための工夫
ここでは、法令集の線引をサクサク引くために必要な道具10個を紹介します。
それぞれの道具について、使い方や効果を一覧にしてみました。
準備する道具 | 使い方と効果、注意点 |
---|---|
①受験する年の法令集 | これがないと線引が始まりません。 サイズは大きめのB4推奨。文字が大きく、見やすいです。 |
②線引の見本 | 見本には、線を引く箇所が書かれてるので参考にします。 |
③インデックスシール | 法令集を引きやすくします。 バシッと狙ったところを引けるとかっこいいです。 |
④インデックスシールを張る位置が書いてある紙 | 折って法令集にあて、シールを張る位置をわかりやすくします。 |
⑤赤ペン2本(0.5mmの消えるボールペン) | 0.5mmの方が、0.4mmとかより引きやすいです。 法令集を開いた時に、見やすいことが大事です。 1本だと足りないので、替え芯買っておきましょう。 余計なところに線を引いた場合にも消せるので便利です。 ただし、温度が高いところに置くと線が消えるため、注意です。 |
⑥青ペン1本(0.5mmの消えるボールペン) | 同上です。 |
⑦透明な定規 | 透明の方が、線を引く位置を合わせやすいです。 薄い方が曲がりやすいため、推奨です。 |
⑧クリアファイル | 透明な定規がなければ、クリアファイルなどもオススメです。 開いた法令集に追従するため、線が引きやすいです。 |
⑨厚めの本 | 法令集の下に引き、開いた法令集の段差を解消します。 |
⑩適度な錘 | 線引の見本が閉じやすいので、開いておくために使います。 |
法令集は、厚いため、線が引きにくいです。
そのため、下の写真のように、厚さを揃えてあげると、定規が追従しやすくなり、快適に線を引くことができます。
また、線を引いた後は、車の中や暖房直下、窓際などの熱くなるところに置かないよう、くれぐれも注意をお願いします。
せっかく引いたのに高い温度で線が消え、線の跡だけ残る法令集になってしまいますので、保管場所には注意して下さい。
法令集の線引にかかった時間は、11時間7分
12日間に分けて、線引した結果、合計で11時間7分かかりました。
また、全体で486ページを線引し、1ページあたり平均1分22秒かかった、という結果になりました。
ちなみに、参考に各時間を載せておきます。
早いか遅いかは不明ですが、必要時間数の心構え程度に参考にしてもらえたらと思います。
日数 | 時間(時間:分) | 線引のページ数(P) | 時間/ページ(分:秒/P) |
---|---|---|---|
1 | 0:19 | 8 | 2:23 |
2 | 0;15 | 5 | 3:00 |
3 | 0:47 | 19 | 2:28 |
4 | 0:40 | 20 | 2:00 |
5 | 0:36 | 24 | 1:30 |
6 | 1:01 | 41 | 1:29 |
7 | 1:14 | 33 | 2:15 |
8 | 0:15 | 6 | 2:30 |
9 | 0:44 | 22 | 2:00 |
10 | 1:49 | 88 | 1:14 |
11 | 0:26 | 17 | 1:32 |
12 | 3:01 | 185 | 0:59 |
合計 | 11:07 | 486 | 1:22 |
最初は定義などで線を引く箇所が多いため、1ページ当たりの時間がかかりますが、後半は線が少なくなり、進みやすくなります。
受験に向けて勉強中の身ですが、一級建築士受験に向けてモチベーションを高めるために書いてみました。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
では、勉強頑張りましょう!
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